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◆キソサポートの発明◆          特許証第3763575号    商標登録証第4841131号
  本発明は、地中梁の施工において、従来よりも大幅に工期を短縮する事ができると共に、
 コストの大幅な軽減を図る事ができるようになりました。
 従来工法のように、現場において鉄筋を組む作業、型枠を組む作業ならびに型枠を解体する作業を省略
 することができます。

 一定間隔に配した鋼板製の枠内にコンクリートを打設して効果させた状態で地中梁施工枠が完成するため、
 完成した状態で直ちに高速道路や橋脚等に永久構築物として使用できます。

 また型枠内に生コンクリートを打設した直後、あるいは生コンクリート打設前であっても埋め戻しを行う事が
 できます。

【発明の名称】地中粱施工枠及びこれを用いた地中粱施工法
【要約】
 【課題】労力と時間を節約し、工期を大幅に短縮すると共にコストの大幅は軽減を図る。

 【解決手段】
   
従来工法 新工法
1.丁張り 1.丁張り
2.堀削工事 2.堀削工事
3.割栗工事 3.割栗工事
4.捨てコンクリート打設 4.捨てコンクリート打設
5.墨出し 5.基礎サポート設置
6.鉄筋工事 6.コンクリート打設
7.型枠工事 7.埋め戻し工事
8.アンカーセット 8.建て方
9.コンクリート打設
10.型枠解体
11.埋め戻し工事
12.アンカーボルト芯出し及び台直し
13.建て方
【特許請求の範囲】

 【請求項1】
  2枚の断面コ字形の鋼板を一定間隔をおいて平行に配置し、この鋼板の両端部に、連結ボルトの
  挿通孔を設けた方形アングルを嵌めて枠本体を構成し、この枠本体内に適宜の配筋を施した
  地中粱施工枠。

 【請求項2】

  上記地中粱施工枠の中間部を曲折し、この中間部の内部にアンカーボルトを固定した連結版を
  取り付けると共に、上記中間部の上部に、表面に柱を立説したベースプレートを配置し、
  このベースプレートと上記連結板をアンカーボルトで枠本体に固定した請求項1記載の地中粱施工枠。

 【請求項3】

  上記地中粱施工枠の中間部を曲折し、この中間部の上部には柱の上部支持板を固定すると共に、
  下部には下部支持板を固定し、柱を上記上部支持板と下部支持板に固定することにより枠本体に
  固定した請求項1記載の地中粱施工枠。

 【請求項
  上記地中粱施工枠の中間部に、一端のアングルを取り外した地中粱施工枠を取り付け、
  上部中間部の内部にアンカーボルトを 固定した連結板を取り付けると共に、上記中間部の上部に、
  表面に柱を立設したベースプレートを配置し、このベースプレートと上部連結板をアンカーボルトで
  枠本 体に固定した請求項1記載の地中粱施工枠。

 【請求項5】

  上記地中粱施工枠の中間部に、一端のアングルを取り外した地中粱施工枠を取り付け、
  上記中間部の上部には柱の上部支持板を固定すると共に、下部には下部支持板を固定し、
  柱を上記上部支持板と下部支持板に固定することにより枠本体に固定した請求項1記載の
  地中粱施工枠。

 【請求項6】

  2枚の断面コ字形の鋼板を構成し、この鋼板を対向させて一定間隔を保って平行に配置した後、
  上記鋼板の両端部に連結ボルトの挿通孔を設けた方形のアングルを嵌めて枠本体を構成し、
  その後この枠本体に適宜の配筋を施してからコンクリート上に設置し、次いで枠本体内に
  生コンクリートを打設して硬化させる地中粱施工法。

【発明の詳細な説明】
 【0001】
   本発明は地中粱施工枠及びこれを用いた地中粱施工法に関するものである。

  【背景技術】

 【0002】

  従来の地中粱施工法は、次の通りである。まず、図7に示すように堀削部分100を堀削して堀削工事を行う。
  次に、図8に示すように堀削部分
  100の底盤に栗石101等を敷き詰め、突き固める割栗工事を行う。次に、図9に示すように捨てコンクリート
  102を薄く打設し墨で地中粱
  等の位置を記す、捨てコンクリート工事と墨出しを行う。
次に、図10に示すように配筋工事を行う。
  これは多数の鉄筋103
,103・・を組んで、所定の高さと幅に形成して行う。なお、104,104は鉄筋
  103
,103・・の下に敷いたコンクリートブロック等の台である。
  次に、図11に示すように型枠工事を行う。これは配筋を囲むように板材からなる型枠105を組み立てるものである。
  次に、図示はしないが該型枠105内に生コンクリートを打設し、そして生コンクリートが硬化した後、
  この型枠105を解体し、その後埋め戻しを行うものである。


 【0003】

  しかし、この従来の施工法では、上記の如く現場において人手によって鉄筋と型枠を組み立てるものであるから、
  作業に多大な労力と時間をようすることになる。また、従来の方枠は解体しなければならないため、打設した
  生コンクリートが硬化するまでの間、通常は丸1〜2日間工事を休まなければならず作業効率が悪い。
  そして埋め戻す前に型枠を解体しなければならないため、余分は労力と時間を要することになる。
  これらのことから、従来の施工法では多大な労力と時間を浪費すると共に作業
能率も悪い。
  そのため工期が長引くと共にコストも高くつくという問題点があった
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題
 【0004】
  本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、地中粱の施工において従来よりも大幅に工期を短縮することが
  できると共にコストの大幅な削減を図ることができるようにした地中粱施工枠及びこれを用いた地中粱施工法を
  提供するものである。
【課題を解決するための手段】
 【0005】
  本発明の要旨とするところは、2枚の断面コア形の降幡を一定間隔をおいて平行に配置し、この鋼板の両端部に、
  連結ボルトの挿通孔を設けた方形のアングルを嵌めて枠本体を構成し、この枠本体内に適宜の配筋を施した
  地中粱施工枠である。


 【0006】

   また、本発明の要旨とするところは、上記地中粱施工枠の中間部を曲折し、この中間部の内部にアンカーボルト
  を固定した連結板を取り付けると共に、上記中間部の上部に、表面に柱を立設したベースプレートを配置し、
  このベースプレートと上記連結板をアンカーボルトで枠本体に固定した地中粱施工枠である。

 【0007】

   また、本発明の要旨とするところは、上記地中粱施工枠の中間部を曲折し、この中間部の上部の上部には柱の
  上部支持板を固定すると共に、下部には下部支持板を固定し、柱を上記上部支持板と下部支持板を固定する
  ことにより枠本体に固定した地中粱施工枠である。 
     

 【0008】

   また、本発明の要旨とするところは、上記地中粱施工枠の中間部に、一端のアングルを取り外した地中粱施工枠
  を取り付け、上部中間部の内部にアンカーボルトを固定した連結板を取り付けると共に、上記中間部の上部に、
  表面に柱を立設したベースプレートを配置し、このベースプレートと上記連結板をアンカーボルトで沸く本体に
  固定した地中粱施工枠である。


 【0009】

   また、本発明の要旨とするところは、上記地中粱施工枠の中間部に、一端のアングルを取り外した
      地中粱施工枠を取り付け、上記中間部の上部には柱の上部支持板を固定すると共に、下部には
      下部支持板を固定し、柱を上記上部支持板と下部支持板に固定することにより枠本体を固定した
      地中粱施工枠である。


 【0010】

   また、本発明の要旨とするところは、2枚の断面コ字形の鋼板を構成し、この鋼板を対向させて、一定間隔を
  保って平行に配置した後、上記鋼板の両端部に連結ボルトを挿通孔を設けた方形のアングルを嵌めて
     枠本体を構成し、その後この枠本体に適宜の配筋を施してからコンクリート上に設置し、次いで
     枠本体内に生コンクリートを打設して硬化させる地中粱施工法である。


 【発明の効果】

 【0011】

  請求項1乃至請求項5に記載した地中粱施工枠及び請求項6に記載した地中粱施工法によれば、
     上記した従来工法のように、現場において鉄筋を 組む作業、型枠を組む作業並びに型枠を解体する
     作業を省略することができる。さらに、一定間隔に配した鋼板製の枠内にコンクリートを打設して硬化させた
     状態で地中粱施工枠が完成する。
  そのためこの完成した状態で直ちに高速道路や橋脚等に永久構築物として使用することができる。

   また、型枠内に生コンクリートを打設して硬化させた直後、あるいは生コンクリートの打設前であっても埋め戻し
   を行うことができる。

   したがって、従来の如く多大な労力を消費することがなく、地中粱施工工事において工期を大幅に短縮することが
   できると共に、コストの大幅な軽減を図ることができる。
   また、特に請求工2乃至請求項5に記載の地中粱施工枠によれば、本発明の地中粱施工枠と柱の固定を現場において
   迅速に行うことができるのである。
【発明を実施するための最良の形態】

 【0012】
  本発明に係る地中粱施工枠を実施するための最良の形態は、軸断面コ字形の一対の鋼板を一定間に隔保って
  開放側を向き合わせて、同一の高さで平行に配置し、この鋼板の長さ方向の両端部に、所要箇所に連結ボルトを
  挿通孔を設けた方形のアングルを嵌めて枠本体を構成し、この枠本体内に適宜の配筋を施するものである。

 【0013】

    また、本発明に係る地中粱施工法を実施するための最良形態は、軸断面コ字形の一対の鋼板を構成し、
  この鋼板を一定間隔を保って開放側を向き合
  わせて、同一の高さで平行に配置した後、この鋼板の長さ方向の両端部に、所要箇所に連結ボルトの挿通孔を
  設けた方形のアングルを嵌めて枠本体を構成し、その後この枠本体内に適宣の配筋を施してからコンクリート上
  に配置し、次いで生コンクリートを打設して硬化させることにある。

 【実施例1】

 【0014】

  以下、本発明の実施例について説明する。

   図1は本発明に関わる地中粱施工枠の斜視図、図2は図1に示した地中粱施工枠を用いた地中粱施工法の説明図、
   図3は柱を固定する部分に用いる地中粱施工枠の斜視図、図4は柱を固定する部分に用いる地中粱施工枠の斜視図
     図5はアンカーボルトを用いた地中粱施工枠と柱の固定構造の説明及び図6は溶接による地中粱施工枠と柱の
   固定構造の説明図である。

 【0015】                   

   図中、1は地中粱施工枠である。この地中粱施工枠1は、後記枠本体と配筋とからなる。
  2,2は同一の大きさ、同一の形状の一対の鋼板であり
      いずれも所定長さを有していて、上端及び下端を同方向に折曲しているため軸断面コア字形をしている。
   この鋼板2,2は、定間隔上Lをおいて
       開放側を  対向させて平行に配置させていており、両鋼板2の上端が水平になるように設置されている。

 【0016】

     3
,3は鋼板からなる方形のアングルであり、前記一対の鋼板2,2の長さ方向の両端部に夫々嵌めこんで溶接されている。  このアングル3,3は、全体的な強度を出すためと固定強度の点から、本実施例では軸断面をL字形としている。
  そして、該アングル3
,3には、隣接する地中粱施工枠1と連結させるための連結ボルト4挿通する孔5,5・・
  を所要箇所に設けている。6は該連結ボルト4に螺合する締付ナットである。

 【0017】

     上記一対の鋼板2,2と方形のアングル3
,3とによって枠本体7を構成するのである。また、該枠本体7の
 高さと幅は、これを用いて施工する地中 粱に応じて適宣決定される。

 【0018】

     8は前記枠本体7内に施した配筋であり、枠本体7の長さ方向に沿った鉄筋8
a,a・・と、枠本体7の長さ方向と
  直交し垂直に配した鉄筋8
b,8・・と、枠本体7の長さ方向と直交し水平に配した鉄筋8c,8c・・等を適宜に
  組み合わせて組みつけられる。

 【実施例2】

 【0019】

       次に、上記地中粱施工枠1を用いた地中粱施工法について、図2を参照しつつ説明する。

      掘削工事、割栗工事並びに捨てコンクリート工事及び墨出しを行うことは、従来の施工法と同様である。
    本施工法は、予め工場において製作した
      上記地中粱施工枠1を捨てコンクリート上に設置し、その後この枠本体7内に生コンクリート(図示せず)
  を打設して硬化させるのである。

      これにより、従来行われていた現場における鉄筋の組み立て作業や、型枠の組み立て作業が省略でき、
  無駄な労力と時間を節約し、併せて作業能率をアップさせることができるのある。

      そして、地中粱施工枠1はそのままで地中粱を構成するから、従来の如く解体する必要がない。
  そのため、従来の如く生コンクリートが硬化するま で待つ必要がなく、生コンクリートを打設した直後、
  あるいは、生コンクリート打設前であっても埋め戻すことができるのである。

      これらのことから、型枠の解体に要する手間と時間も節約でき、かつ工期を大幅に短縮することができると
  共にコストの大幅な削減を図ることもできる 。
なお、9,9は地中粱施工枠1を捨てコンクリート上に設置する
  際に用いる部材であり、本実施形態では枠本体7の側面下部に固定した軸
     断面
 L字形の鋼板10,10と捨てコンクリートに固定したレベル調整ボルト11,11とからなるものを用いている。
 【実施例3】

 【0020】

      次に、本発明に係る地中粱施工枠を用いて地中粱の施工を行う場合には、角の部分や粱が交差する部分等において
  柱の固定が行われるが、この場合
      には次の地中粱施工枠を用いることが望ましく、これにより固定を迅速に行うことができる。


    【0021】
      
図3は角の部分、すなわち地中粱施工枠1を直角に曲折した中間部1aにおいて柱の固定を行う場合は、
  図4は粱が交差する部分である。
      中間部1
bにおいて柱の固定を行う場合である。
      これらの場合において、図3に示す中間部1
aにおいて柱の固定を行う場合には、地中粱施工枠1を平面L字形に構成する。
  また図4に示す如く粱の交差する中間部1
bにおいて柱の固定を行う場合には、地中粱施工枠1を平面T字形に構成し、
  1個の地中粱施工枠2
nは一端のアングルを取り外して他の地中粱施工枠に取り付けられる。  
    【0022】

      そして、図5に示す如く、枠本体7の上部側の所定箇所にアンカーボルト12,12・・を固定した連結板13を固定し、
  表面に柱14を立設したベースプレート15設けたアンカーボルト挿通孔16
,16・・に上記アンカーボルト12,12・・を挿通し、
  ナット17
,17・・によって締め付  けて固定するのである。
      また、図4の7
a,a・・は枠本体7に設けたボルト挿通孔、13a,13a・・は連結板13に設けたアンカーボルト挿通孔であり、
  アンカーボルト
     12,12・・は該アンカーボルトに挿通孔13
a,13aに挿通した状態で予め工場において連結板13に溶接しておく。
  また、13bは連結板13の中心部に設けた生コンクリート充填孔である。

     なお、その他の構成は上記地中粱施工枠1と同様であるから、同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。     

     【実施例4】

     【0023】

      次に、図6を参照しつつ図3に示す中間部1
a及び図4に示す中間部1bに柱を固定する場合について説明する。
      本実施例の場合には、柱18の下端部に上部支持板19と下部支持板20を溶接により固定し、該柱18を
     枠本体7における柱固定箇所に垂直に配置すると共にこの2枚の支持板19
,20を枠本体7の上部と下部に
  溶接して固定する。また、該柱18には、その上部に柱本体
18Aを溶接によって固定
      するのである。
なお、その他の構成は上記地中粱施工枠1と同様であるから、同一の部分には同一の符号を
  付して詳細な説明は省略する。

 【図面の簡単な説明
  【図1】本発明に係る地中粱施工枠斜視図
      【図2】図1に示した地中粱施工枠を用いた地中粱施工法の説明図

      【図3】柱を固定する部分に用いる地中粱施工枠の斜視図

      【図4】柱を固定する部分に用いる地中粱施工枠の斜視図

      【図5】アンカーボルトを用いた地中粱施工枠と柱の固定構造の説明図

      【図6】溶接による地中粱施工法枠と柱の固定構造の説明図

      【図7】従来の地中粱施工法の説明図であり、堀削した状態を示す。

      【図8】従来の地中粱施工法の説明図であり、割栗工事を示すものである。

      【図9】従来の地中粱施工法の説明図であり、捨てコンクリートを打設した状態を示す

      【図10】従来の地中粱施工法の説明図であり、配筋した状態を示す

      【図11】従来の地中粱施工法の説明図であり、型枠を組み立てた状態を示す

【 図 2 】

【 図 5 】

【 図 6 】

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